恋愛がうまくいかない理由はやっぱり親だった話その1

 

あれは私が小学2年くらいのときのこと


その日は高熱をだして休んだ日で
いつもは甘えられないけど


今日くらいは優しく抱っこしてくれるんじゃないかと
心の奥底で期待していた。

 

お母さんに甘えたかった
ほんの1分でいいから抱きしめて


優しい言葉をかけてもらいたかった
ただそれだけで幸せに眠れたのに
実際は


「いいたいことがあるなら
早く言いなさいよ!
グズグズしないでよ!」

と厳しく言われてしまった。


いつも甘えられないけど
今日くらいは優しく抱っこしてくれるんじゃないかと
心の奥底で期待していた


でもその期待がびっくりするほど強く
裏切られてしまって


悲しくて布団かぶってずっと泣いてた


一家の大黒柱でいつも気を張って生きていた母には
甘えたくても

いつ突っぱねられてひどく
傷つけられるかわからなくて怖くて
近寄れなかった

 

でもこんな時くらいは優しくしてくれるんじゃないかと
思って。

 

そんな期待が裏切られたとき
私の中で一生の恋愛を左右する
大きな信念が作られてしまった

 

それは
「私は大好きな人に、ほんの1分の時間をとって
もらうこともできない価値のない人間だ」
っていう信念

 

それから私はこの信念通りの恋愛を
繰り返すことになった

 

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